2026.07.29プレスリリース
株式会社村田製作所様・鳴門市様との三者連携協定を締結しました
7月29日、当社は株式会社村田製作所様、鳴門市様と三者連携協定を締結しました。技術・地域・統括の三者が揃うことで、地域の脱炭素化に取り組んでまいります。
エネルギーコストの高騰が続く一方、企業には再生可能エネルギー比率の向上が強く求められています。しかし現場で導入を進めようとすると、太陽光、蓄電池、制御システム、そして日々の運用と、担い手も契約もばらばらに分かれてしまい、「誰が全体の責任を持つのか」が曖昧なまま計画が止まってしまう。これが最大の壁でした。
パワーエナジーランテック株式会社は、機器を売る会社ではありません。調達・EPC・制御・運用までを一体で管理するPM(プロジェクトマネジメント)会社として、導入を成立させる統括窓口を担います。加えて、地元企業と自治体をつなぐ調整・企画を通じて、地域の中で事業として回る形を設計してまいりました。
すでにシミュレーションを完了したある施設では、太陽光発電と蓄電池がすでに導入され、環境価値・経済価値の両面で優れた実績を挙げておられました。そのうえで、現状75%の発電利用率を90%まで高められるという結果が得られています。再エネ設備が未導入の施設はもちろん、すでに導入済みの施設に対しても、環境価値と経済価値の双方で効果を生むご提案が可能となりました。「導入して終わり」ではなく、「導入した後こそ伸びしろがある」。これが今回の取り組みの大きな意義だと考えています。当社は今後、対象となるすべての施設で発電利用率95%を目指してまいります。
今回の連携は、三者それぞれの役割が揃って初めて成り立つものです。村田製作所様は、使用電力の分析と太陽光発電シミュレーションの実施、さらに蓄電池導入時の充放電の最適制御方法まで、自社工場での実証に裏打ちされた確かな知見をお持ちです。鳴門市様には、自治体として先進的な取り組みに踏み出していただき、地域全体で進める土台をつくっていただきました。そして当社が、その技術と地域の意志を一つのプロジェクトとして束ね、実際に動く形へと落とし込みます。
技術・地域・統括、このいずれが欠けても今回の連携は実を結びませんでした。今後は徳島県から全国へ、自治体と民間の双方からこの考え方を発信し、地域の脱炭素化に貢献してまいります。
2026.07.29事業案内
「低圧分散型蓄電所」事業のご案内 ― 小口で持てる電力インフラ投資
当社は、低圧連系の範囲で蓄電容量を確保し、電力市場での運用によって収益化する「低圧分散型蓄電所」事業を推進しています。
2050年カーボンニュートラルに向けて再生可能エネルギーの導入拡大と火力発電の縮小が同時に進むなか、天候や時間帯によって変動する再エネの発電量を吸収する「調整力」の不足が顕在化しています。系統用蓄電池は、昼間の再エネ余剰を充電し、夕方以降の需要増加時に放電することで、この需給のズレを吸収する役割を担います。発電する設備ではなく、「電気の時間価値」を変換する設備として収益を生む点が特徴です。
収益は、需給調整市場を主軸に、容量市場・卸電力市場を補完的に組み合わせて確保します。市場運用・遠隔制御・収益精算は、提携するアグリゲーターを通じて実行します。高圧の大型蓄電所と比べ、投資単位を抑え、小規模な用地で案件化でき、複数区画に分けて保有することでリスクを分散できる点が特徴です。
当社は、用地開発から仕様調整、工程・コスト管理、連系実務、アグリゲーターとの調整、導入後の運用設計までを一体で管理します。詳細は低圧分散型蓄電所ページ、またはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
2026.07.29事業案内
再エネ導入の効果を「環境価値」と「経済性」の両面から ― 「つくる」から「使いこなす」へ
太陽光発電の導入が進むほど、次に問われるのは「発電した電気をどう使いこなすか」です。当社は、太陽光・蓄電池・制御技術を組み合わせた再エネ活用の高度化モデルをご提案しています。
太陽光の導入拡大により、昼間の電力が余剰となり出力抑制が発生するケースが増えています。屋根上に太陽光を置くだけでは、発電した電気の価値を活かしきれません。これからの再エネは「設置」から「運用」へ、蓄電池と制御によってピークカット・余剰吸収・非常時給電を一体で実現する段階に入っています。
期待できる効果は、脱炭素・再エネ活用の高度化(環境価値)、防災・BCPによるレジリエンス強化、そして電力コストの最適化(経済価値)です。すでに太陽光と蓄電池を導入済みで良好な実績を挙げている施設であっても、負荷パターンに応じた制御を組み合わせることで、さらに高効率な運用が可能となる場合があります。
当社では、実際の需要データをもとにしたシミュレーションにより、環境価値・経済価値の両面から導入効果を可視化したうえでご提案しています。詳細は再エネ導入の効果ページ、またはお問い合わせフォームよりご連絡ください。